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キプラガト、衰えぬ意欲 長野マラソン最速記録保持者

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 第15回長野オリンピック記念長野マラソン(21日・長野市)に出場する男子招待選手で最速タイムの2時間6分50秒を持つウィリアム・キプラガト(ケニア)が18日、長野市の選手村に到着した。40歳の大ベテランは「自己ベストを更新することが目標」と衰えぬ意欲を見せた。

 日本でマラソンを走るのは4回目。2007年3月のびわ湖で2位になり、その年の夏に大阪で行われた世界選手権で8位に入賞した実績がある。ただ、自己最高を出したのは1999年のアムステルダムまでさかのぼり、ことし1月のムンバイ(インド)では2時間19分台に終わるなど近年は目立った成績を残していない。

 それでも、年齢による衰えは否定。「気持ちの問題。この年でもできるんだと思って練習している。体は全然大丈夫で、若い選手と一緒にチャレンジしている」と話し、今大会に向けて「十分に準備してきた」と意気込んだ。

 この日の深夜には男子で前回2位になったサイラス・サング(ケニア)らも到着。ギリシャ選手を含めて男女の海外招待選手9人は18日までに全員が長野入りした。

写真説明:長野マラソンへの抱負を語るウィリアム・キプラガト(ケニア)

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