◇新着情報
- [1/ 6]15年春採用の社員を募集 4月2日締め切り
- [1/ 4]「第21回信毎賞」推薦3月末まで受け付け
- [12/27]写真コンクール入賞作品決まる
- [12/21]AC長野、優勝の軌跡 記念グラフ21日発売
- [12/19]信大で合同就職説明会 東海地区の12社参加
- [12/10]新卒者向け就職説明会 長野の会場に大学生ら200人
- [12/ 4]課題写真コンクール15日締め切り テーマは「行楽」
- [12/ 1]サンクトペテルブルグ室内合奏団 長野で18日演奏会
2013年4月20日〔長野マラソン〕
21日に長野市で開く第15回長野オリンピック記念長野マラソン大会に出場する海外からの招待選手たちが19日、同市内の小中学校、高校で児童生徒と交流した。初めてアフリカ北東部の国エリトリアから参加する男子選手イザヤ・ベンさん(26)は文化学園長野高校を訪問。生徒が茶をたてるなどして歓迎した。
ベンさんは初来日。生徒から日本の印象を聞かれると「興味深い国。山が高いですね」。好きな歌を質問されると、エリトリア国歌を披露、大きな拍手が起きた。生徒は「さくらさくら」を歌い、作務衣(さむえ)や鶴の折り紙で作った置物をプレゼントした。3年生の吉田萌乃さん(17)は「この機会がなければエリトリアの国歌を聞くことはできなかったと思うので、とても良かった。大会当日も応援したい」と話していた。
この他、ケニアの選手団が緑ケ丘小学校を、ロシアの選手団が裾花中学校を訪れて交流した。
一方、ギリシャの選手2人はこの日、長野市役所に鷲沢正一市長を訪ね、意気込みを語った。
大会にギリシャ選手が出場するのは3年ぶり。2008年に出場した男子のイオアニス・マグリオテリスさん(32)は「体調はいいので良い記録を出したい」。初来日という女子のディミトラ・イォルダニドゥさん(33)は「長野の人々の温かい声援や桜に囲まれ、素晴らしい大会と聞いたので楽しみ」と話した。
鷲沢市長は「本番で大いに活躍するよう祈っている。春の長野市も満喫してほしい」と激励した。
写真説明:プレゼントされた作務衣を着て、鶴の折り紙を受け取るベンさん(写真上)。長野マラソンへの意気込みを話すマグリオテリスさん(右)とイォルダニドゥさん