信濃毎日新聞社をはじめとする全国５２の新聞社と共同通信社の総合ニュースサイト「４７ＮＥＷＳ（よんななニュース）」が２４日、スタートから１周年を迎える。強みである地方発の多彩なニュースに加え、スポーツコンテンツを充実させてサイト強化を図っていく。
　４７ＮＥＷＳは、地方紙が全国規模で連携してウェブサイトを構築する初の試みとして、昨年１２月２４日にインターネット上に公開された。
　４７都道府県の記者約１万人が取材した記事を束ねて「厳選ニュース」「ホッとニュース」といったユニークなコンテンツを展開。夏の高校野球の地方大会詳報なども好評を得た。また、最新技術を駆使して、読んでいるニュースの関連記事を呼び出す仕組みなど、技術的な成果も挙げた。
　今後は、地域密着のスポーツから、米大リーグや北京五輪に至るまで、スポーツコンテンツの拡充に力を入れる。
　同サイトを運営する「全国新聞ネット」の林憲一郎社長は「１年前に始めた新聞社の連携による連合サイトは、全国紙にも広がる。私たちは地域密着という強みを生かして勝負していきたい」と意欲を見せている。
　４７ＮＥＷＳ（http://www.47news.jp/）には、信濃毎日新聞ホームページ「信毎ｗｅｂ（http://www.shinmai.co.jp/）」からもアクセスできる。

話題の書籍プレゼント
　総合ニュースサイト「４７ＮＥＷＳ」は、サイトオープン１周年を記念して、書籍プレゼントキャンペーンを実施する。期間は２０日正午から来年１月１８日正午まで。上野千鶴子著「おひとりさまの老後」、童門冬二著「石田三成」など話題の書籍２０タイトル、計４７冊を抽選でプレゼントする。
　４７ＮＥＷＳのトップページから応募画面に入る。