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2007年11月15日〔NIE〕
日本新聞教育文化財団指定の実践校で、教育に新聞を活用する「NIE」に取り組んでいる天龍村の天龍中学校で14日、1年生13人が記事を使って県内の果樹栽培を学ぶ社会科の公開授業があった。生徒たちが生まれた13年前の紙面のコピーも見ながら、将来の果樹栽培を展望した。
生徒たちはこれまで、各自が選んだテーマで新聞記事を切り抜き模造紙にまとめたものを発表しており、この日は花輪加奈子さん(13)がまとめた「長野県のくだものがおいしいです」を黒板に張り、なぜ果樹栽培が盛んか意見を出し合った。
副担任の河野智枝教諭(29)から1994年の果樹栽培関係の記事を集めたコピーや生産量のグラフなどを示された生徒たちは、将来を予想。「高齢化で生産量が減る」「温暖化が進み、ほかの果物を作るようになる」などと発表した。松川町の農業宮沢喜好さん(51)も加わり、栽培の現状や今後の可能性について話も聞いた。
花輪さんは「知らなかったことがよく分かった」と話していた。
【写真説明】新聞を活用して天龍中で行った公開授業=天龍村