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光る活躍、県民の励み 第20回信毎賞贈呈式

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 信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は5日、第20回信毎賞の贈呈式を長野市のホテル国際21で開いた。各分野で優れた業績を挙げた県関係の個人、団体に贈っており、今回は2氏2団体が受賞。小坂壮太郎・信濃毎日新聞社社長が正賞のブロンズ像「耀(かがや)く」と賞状、副賞100万円を各受賞者に贈った。

 受賞者は、文筆活動を通して近現代史を掘り起こしてきた作家井出孫六さん(81)=佐久市臼田出身、セブン&アイ・ホールディングス会長兼最高経営責任者(CEO)の鈴木敏文さん(80)=埴科郡坂城町出身、上伊那地方の月刊学芸誌「伊那路」を発行してきた上伊那郷土研究会(事務局・伊那市)、飯田下伊那地方の月刊郷土史誌「伊那」を刊行してきた伊那史学会(事務局・飯田市)。

 贈呈式には表彰委員会(16人)の阿部守一知事ら約100人が出席。小坂社長は「節目の年に申し分のない2氏2団体を表彰できることは、この上ない喜び。皆さまの業績をたたえることが県民に大きな励みになるものと確信し、これからも賞の発展に努めていく」とあいさつした。

 信毎賞は創刊120周年を機に1994年に創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどで活躍した個人、団体に贈っている。今回は県内各界から推薦された40件(個人25、団体15)を、前年度までの推薦分と合わせて審査した。

写真説明:2氏2団体を表彰した第20回信毎賞贈呈式=5日、長野市内のホテル

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