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2012年8月 1日〔事業局〕
江戸時代に江戸城にあった大奥の創成期を描いた舞台「大奥 第一章」を10月27、28の両日、松本市深志のまつもと市民芸術館で上演します。信濃毎日新聞社や同館などの主催です。
「大奥 第一章」は、3代将軍家光の乳母・春日局(松下由樹さん)と2代将軍秀忠の正室で家光の実母・江与(若村麻由美さん)の戦いと、波乱に満ちた生涯を描きます。
ストーリーとともに、出演者の衣装も見どころ。京都の職人が金糸や銀糸をふんだんに使い、凝った刺しゅうを施した打ち掛けです。春日局の衣装は「豊穣文唐織打掛(ほうじょうもんからおりうちかけ)」で、描かれている稲穂は古くから吉兆文様とされています。江与の着物は「辻(つじ)が花春秋文唐織打掛(はなしゅんじゅうもんからおりうちかけ)」。辻が花に多用された文様が特徴です。
開演は27日が午後4時、28日が正午。入場料は、全席指定でS席9500円、A席7500円です。入場券は、同館チケットカウンターや信毎ホームページの「イベント&チケット」コーナー(https://info.shinmai.co.jp/event/)などで販売しています。
問い合わせは、信毎事業部(電話026・236・3399)へ。