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信州の時計技術を体感 塩尻で取材教室、小学生23人参加

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 信濃毎日新聞社は26日、信毎こども記者クラブの取材教室「たんけん 信濃のわざ〜時を学ぼう」を塩尻市のセイコーエプソン塩尻事業所で開いた。同社の時計技術のエキスパート竹岡一男さん(55)を講師に、機械式時計の仕組みを学んだり、実際に時計を組み立てる工房を見学したりして、信州の時計技術に触れた。
 教室はことし2回目で、県内の小学生23人が参加した。竹岡さんは機械式時計の仕組みについて「ゼンマイが徐々にほどける力を歯車に伝えて動いている」と説明。星座や日時計、水時計など時計の歴史についても紹介した。竹岡さんが実際に歯車などを取り付ける作業を実演。こども記者たちも直径1・8ミリのネジをピンセットでつかんで取り付ける作業を体験し「難しい」という声が漏れていた。
 高級腕時計を作る工房の見学では、のぞき込むように組み立て作業を見つめ、説明に聞き入っていた。
【写真説明】高級時計の組み立て工程を見学する小学生たち

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