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2年ぶり長野マラソン 4月15日号砲、1万人疾走

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 長野オリンピック記念長野マラソン大会の実行委員会議は15日、長野市内で開き、4月15日に同市で開く第14回大会の実施概要を決めた。前回は東日本大震災などの影響で中止となり、2年ぶりの開催。参加定員が8千人から1万人に増え、前々回大会で自動体外式除細動器(AED)を使う事例があったことから、救護態勢をこれまで以上に充実させる。
 AEDは前々回の33台から80台に増やし、20キロ以降は1キロごとに長野救命医療専門学校(東御市)の学生らをランナーサポートとして配置する。コース沿いなどに設ける救護所の医師と看護師も前々回より2人増の計26人とする。
 第14回大会には一般参加で国内9807人、海外139人、視覚障害者の部25人の申し込みがあった。国内外の招待選手を合わせ、過去最多の1万人余が出場する。参加費に被災地への義援金を千円上乗せしたチャリティーエントリーには、約3900人が応じた。
 大会前日の14日は、1988年ソウル五輪代表の浅井えり子さんと元城西大駅伝部監督の平塚潤さんのトークショーや、日本陸連公認コーチらによるランニング相談会を開く。
 今回もシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんがゲストとして参加する。招待選手は3月末に発表する予定。
【写真説明】開催まで1カ月となった15日、JR長野駅には大会PRの垂れ幕がお目見えした

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