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2010年10月 1日〔編集局〕
信濃毎日新聞が1〜6月に朝刊で展開したキャンペーン報道「笑顔のままで 認知症−長寿社会」が、第29回ファイザー医学記事賞で最高の大賞に選ばれ、30日、都内のホテルで表彰された。
製薬会社のファイザー(東京)が、全国の新聞に掲載された記事から、建設的な問題提起があり、啓発性の高い医学・医療関係の記事を毎年表彰している。今年は135点を審査。大賞はほかに、神戸新聞社文化生活部医療班の「ひょうごの医療」を選んだ。
本紙キャンペーン報道は、認知症介護家族の孤立や施設、医療、地域の現状などを追った社会面連載「笑顔のままで」(77回)、全国の介護家族や県内の介護施設、医師らへのアンケートによる調査報道(7回)、介護や医療に役立つ情報を載せた「知っておきたい(医療編・介護編)」(くらし面)などを展開した。
表彰式の講評で石川広己・日本医師会常任理事は「全編にわたって愛情をもって書かれた大作で感動する内容」とし、エッセイストの岸本葉子さんは「(社会面連載では)情を揺さぶられ、(くらし面では)しっかりとした情報を得られた」と述べた。
「笑顔のままで〜」は日本ジャーナリスト会議の第53回JCJ賞、日本新聞協会の本年度新聞協会賞(編集部門)もそれぞれ受賞している。
【写真説明】表彰状を受け取る五十嵐裕・報道部次長(右から2人目)