<前の記事 | トップ | 次の記事>

「迫力のある書体が印象的」 長野の2会場で県書道展

10083005.jpg

 第63回県書道展(県、県教委、県書道協会、信濃毎日新聞社主催)の中央展は29日、長野市の県信濃美術館、もんぜんぷら座の2会場で始まった。初日から書の愛好者や出品者の知人らが訪れ、作品に見入っていた。
 県信濃美術館では、一般の部の入賞、入選作や審査会員の作品など計約500点を展示。篆書(てんしょ)や隷書といった古書体で書かれた大型の作品や、平仮名と漢字が交じった「調和体」の書が並んだ。鑑賞に訪れた飯田風越高校(飯田市)2年の書道部員、小林温子さん(16)は「迫力のある書体が印象的で、自分も挑戦してみたくなった」と話していた。
 もんぜんぷら座では、長野市や須坂市、千曲市など長野地区の小中学生、高校生の入賞、入選作など計約2600点を展示している。展示は両会場とも9月5日までで、1日は休館。長野地区以外の地区展は、9月17日からの伊那文化会館を皮切りに、12月5日まで計9会場で順次開く。
【写真説明】一般の部の入賞作などが並ぶ県信濃美術館

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社