信濃毎日新聞社は６月１２日、こども取材教室を佐久市中込にある重要文化財旧中込学校で開きます。「昔の学校をのぞいてみよう」がテーマ。旧中込学校資料館が所蔵する修身や国語など昭和時代初期の教科書を読み、太平洋戦争中の子どもたちの様子を聞いて、当時の学校生活について記事にまとめます。原則として、小学４〜６年の参加者を募集します。
　取材教室では、太平洋戦争中に小学生だった元小学校長の小林收さん（７８）＝佐久市＝と、旧中込学校保存会長の小林浜治郎さん（８１）＝同市＝に、農作業、工事を手伝った勤労奉仕や、校庭を畑にした話などを聞く予定です。
　信毎の記者が、取材の方法や記事の書き方を指導。記事の一部は本紙「信毎こども新聞」面に掲載します。今回の教室は、信毎こども記者クラブの年間テーマ「知りたい、会いたい、６５年前の子どもたち」の一環で、参加するとクラブのメンバーになります。
　取材教室は午後２〜５時。定員３０人で参加無料。希望者は、住所、氏名とふりがな、保護者名、電話番号、小学校名、学年を記入して、信毎地域活動部「こども取材教室」係へ、はがき（〒３８０−８５４６　長野市南県町６５７）か、ファクス（０２６・２３６・３１９３）で。
　問い合わせは、同部（電話０２６・２３６・３１１０）へ。