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松本で合同就職説明会 景気の厳しさ実感

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 2011年春に卒業予定の大学生や専門学校生を対象とした合同就職説明会(信濃毎日新聞社主催)が21日、松本市内のホテルで開かれた=写真。昨年より参加企業が減り、学生からは就職への危機感を募らす声が多く上がった。22日は午後1時から長野市のホテルメトロポリタンで開く。
 松本会場の参加企業は昨年より7社少ない11社。長野会場と合わせた数も、昨年より22社減の48社となった。松本会場に訪れた学生は昨年比15人減の138人。中信地方の物流会社の担当者は「全体として運ぶ商品の量が減っており、経済状況の厳しさを感じる。採用人数もここ1、2年は減らさざるを得ない」。
 松本大学4年の加藤邦彦さん(22)=木曽郡木祖村=は昨年冬からサービス業を中心に就職活動をしているが、思うような結果が出ていない。「これからもサービス業の社を探すが、他の業種にも目を広げようと思う」と話した。

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