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2010年4月 7日〔メディア局〕
直角に曲がった腰でにこやかに手を振る「いやあ」、うとうとと眠ってしまった娘の肩をなでる寝たきりの母がモデルの「母の手」、無邪気に笑う認知症の妻の手を引く「いっしょに帰ろう」…。
飯山市の人形作家高橋まゆみさんは、飯山地方の山里に生きるお年寄りたちの姿を人形に表してきました。長野市をはじめ全国90カ所余で展示し、180万人が見た人形や、新作を集めた人形館が、24日に飯山市飯山にオープンします。それを記念し、高橋さんが書き下ろしたのが本書です。
1年間かけ、四季折々の飯山の風景の中で人形たちを撮影。郷愁を誘う美しい風景とともに、人形の世界へといざなう初の人形フォト&エッセーです。
高橋さんは前書きで、「絵も描けない一人の田舎の主婦が、人形と出会い、作家さんと呼ばれるまでになった」と記しています。人形を通しての出会い、人形に込めた願い、作家というイメージからはほど遠い農家の主婦としての暮らしや喜怒哀楽などを、飾らない言葉でつづっています。
A5判、160ページ、オールカラー、定価1575円(税込み)。お求めは書店、信毎販売店へ。