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2009年6月 5日〔メディア局〕
県内にある鉄道7社の旅客駅275駅すべてを網羅したデータブック「長野県鉄道全駅」が、信濃毎日新聞社から刊行された。駅舎のカラー写真を中心に据え、「一駅一ページ」を基本にして開業日や1日の平均利用者数などを載せたほか、トピックを300字ほどでまとめた。各社で異なる「駅名標」などを説明したコラムも挟み込んである。
全13路線・会社ごとの章立てで各駅を紹介。設備が一目で分かるよう自動券売機やトイレ、売店などの情報をアイコン(絵記号)で表示した。
「秘境駅」として知られるJR飯田線「為栗(してぐり)」には「難読度トップ」の見出し。雪の北アルプスを背景にしたJR大糸線「北大町」は「黒部ダム建設を支えた一帯」として、駅の歴史的な役割も解説してある。
コラムで取り上げた「標高の高い駅」や、「利用者が多い駅10位」などのデータも目を引く。駅スタンプの中には、旧国鉄が1970(昭和四十五)年に始めたキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の懐かしい絵柄も見ることができる。
昨年7月から休日を使って全駅を回って撮影、執筆した本社出版部の内山郁夫部次長(43)は「どの駅も地域のよりどころであり、設置された理由や物語がある。本書を鉄道の旅を楽しむきっかけにしてほしい」と話している。
A5判、336ページ。2100円。県内の主な書店で販売している。問い合わせは本社出版部(電話026・236・3377)へ。
【写真説明】県内275駅を網羅したデータブック「長野県 鉄道全駅」