◇新着情報
- [1/ 6]15年春採用の社員を募集 4月2日締め切り
- [1/ 4]「第21回信毎賞」推薦3月末まで受け付け
- [12/27]写真コンクール入賞作品決まる
- [12/21]AC長野、優勝の軌跡 記念グラフ21日発売
- [12/19]信大で合同就職説明会 東海地区の12社参加
- [12/10]新卒者向け就職説明会 長野の会場に大学生ら200人
- [12/ 4]課題写真コンクール15日締め切り テーマは「行楽」
- [12/ 1]サンクトペテルブルグ室内合奏団 長野で18日演奏会
2009年3月18日〔メディア局〕
長野市民新聞(長野市)に2007年1月から08年5月まで、70回にわたり連載された記事「もうひとつの川中島」を1冊にまとめた「川中島の戦いと北信濃 武士・民衆もうひとつの真実」が、信濃毎日新聞社から出版された。
連載は、NHK大河ドラマ「風林火山」の放送に合わせ、「英雄伝説だけでなく農民の嘆きや地元の史実を掘り起こそう」と企画。長野市立博物館(同)や県立歴史館(千曲市)などの学芸員ら6人が執筆を担当した。
出版に当たって加筆、再編した。「地域国人たちの栄枯盛衰」「村人たちの戦い」など八章と序章、附章からなり、史跡の写真や県立歴史館が所蔵する資料などを交え、川中島の戦いを分かりやすく解説している。
執筆者で真田宝物館(長野市)の学芸員、原田和彦さんは「娯楽ではない史実を、歴史をつくった民衆を主人公にして、人々が戦をどう生きたかを伝えたかった」と話している。長野市民新聞社は、教科書に載っていないエピソードも多いことから「地元を知るきっかけにしてほしい」とPRしている。
同書は四六判、221ページで、1600円。県内の書店で販売する。
【写真説明】長野市民新聞の連載記事をまとめた「川中島の戦いと北信濃」