第５８回写真県展（信濃毎日新聞社、県写真連盟、県、県教委、県文化振興事業団、県芸術文化協会主催）の審査が２０、２１日、長野市の信濃毎日新聞長野本社で行われた。
　５部門合わせて昨年より４３点多い５４４３点の中から、写真家で東京工芸大名誉教授の細江英公さん、フォトエディターの板見浩史さん、写真家の森山大道さんが３０１点の入賞、入選作品を選んだ。第２部（組み写真）の最高賞「推薦」は２年連続で岩淵美沙さん＝松本市＝が選ばれた。
　応募数は、第１部（黒白）１０２０点、第２部２７４点、第３部（カラープリント）３３２５点、第４部（新人）６８９点、第５部（学生）１３５点。
　入賞、入選作の展覧会は、１０月１１日から県内７会場で開催する。１２日に長野市のホテルサンルート長野で午後零時４５分から表彰式、同２時４５分から長野駅ビルＭＩＤＯＲＩ５階の「信毎ホール」で細江さんによる写真教室が開かれる。
　各地の展覧会日程は次の通り。入場無料。
　▽駅ビルＭＩＤＯＲＩ信毎ホール（長野市）１０月１１−１３日▽飯田創造館（飯田市）１７−２０日▽上田創造館（上田市）２３−２６日▽イルフプラザ（岡谷市）１１月７−１０日▽佐久創造館（佐久市）２１−２４日▽塩尻総合文化センター（塩尻市）１２月１１−１４日▽松本市美術館（松本市）２００９年１月２８日−２月１日
【写真説明】第２部（組み写真）を審査する（右から）森山さん、細江さん、板見さん