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東山魁夷作品の魅力や制作裏話 須坂の講座に80人

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 須坂市の永井、金子両新聞店と信濃毎日新聞社などは18日、東山魁夷画伯の生き方や作品を学ぶ「おもしろ美術講座『東山魁夷と信州』」を旧上高井郡役所で開き、約80人の市民が画伯の魅力に触れた=写真。
 県信濃美術館東山魁夷館(長野市)で開催中の「生誕100年東山魁夷展」に合わせて実施。講師を務めた信濃美術館の伊藤羊子学芸員(40)が、父親や弟を失い、作品も評価されなかった戦前戦後の苦難の時代を乗り越え、風景画家として認められていった歩みを紹介。日本の古典文化に影響を受けた作品などを画像で示し、作風や制作の裏話も披露した。
 伊藤さんは「信州をこよなく愛した画伯の魅力に親しんでもらい、後世に伝えていきたい」と話していた。

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