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柳沢遺跡の文化講演会 親和会と本社が中野で31日

 中野市と下高井郡山ノ内町の7店でつくる中高地区新聞販売店会「親和会」と信濃毎日新聞社は31日、文化講演会「北信濃 柳沢遺跡の銅戈(どうか)と銅鐸(どうたく)」を、同市中央公民館で開く。
 同遺跡からは昨年、弥生時代中期の銅戈7本と銅鐸1個が東日本で初めて同時出土し、弥生文化研究の再考を促す発見となった。講演会は、発掘された青銅器を紹介した本の刊行に先立ち計画。本は県埋蔵文化財センター(長野市)の著書で、本社が発行する。
 発掘調査を担当する同センターの上田典男調査第一課長が講師。発掘の様子などを収めたスライドを使って、全国で初めて同時に出土した大阪湾周辺で見つかっている「大阪湾型」銅戈と九州型銅戈、銅鐸に関する説明をはじめ、水田跡や礫床(れきしょう)木棺墓なども詳しく話す。
 講演会は午後2時から4時まで。参加費無料。問い合わせは東新聞店(電話0269・26・1585)へ。

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