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新聞活用の活動拡大へ 長野で26日、設立総会

 新聞を教育に活用するNIE(Newspaper in Education=教育に新聞を)活動について情報交換し、活動を広めようと、県NIE研究会が26日、長野市の信濃毎日新聞社講堂で設立総会を開く。学校でNIEに取り組む教員らが出席。総会に参加したり、研究会員となったりする新たな教員や市民を募集している。
 同日午後1時から、「NIEは学習教材の『宝の山』−読解力と学力の質の向上を目指して」と題した総会を開く。午後1時半から小中高校それぞれ1校ずつが取り組みの工夫や成果を報告する。
 午後2時40分からの研究協議は、参加者からNIE活動への意見を聞き、今後のあり方などを話し合う。国立教育政策研究所教育課程研究センターから講師を招き、「NIEのこれまでとこれから」と題した基調講演も行う。
 参加者、研究会員は、学校や家庭、地域などで新聞活用に独自に取り組んだり、NIEに興味があったりする人を広く歓迎する。
 2009年7月、長野市で開くNIE全国大会を前に、県NIE推進協議会や実践校関係者などが発起人となって設立を呼び掛けた。研究会員が中心になり、地域ごとにセミナーや勉強会、実践報告会などを開く計画。問い合わせは県NIE推進協議会事務局(電話026・236・3215)へ。

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