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2007年10月24日〔編集局〕
山岳写真展「槍 穂高 乗鞍 そして美ケ原」を主催する信濃毎日新聞社と日本山岳写真協会は23日、入賞、入選者を発表した。応募439点から、グランプリに安曇野市三郷温、会社員坂本龍志さん(39)の「黄金色の槍ケ岳」を選んだ。入賞、入選計200点の作品展は、11月13−18日に松本市中央4の市美術館で開く。
坂本さんは北アルプス・南岳小屋の従業員。受賞作品は6月下旬の午前4時ころに撮影した。南岳(3、033メートル)から、波が打つような残雪の尾根を前景に槍ケ岳(3、180メートル)を望む写真だ。坂本さんは「南岳はあまり知られておらず、この角度から写した槍ケ岳が選ばれたのがうれしい」と話している。
同展は松本市制施行100周年記念事業の一つで、北アや美ケ原の自然の素晴らしさや山岳写真の魅力を、より幅広く伝えようと企画。応募者は岩手県から宮崎県まで全国25都府県に及んだ。
日本山岳写真協会の川井靖元理事長ら5人が審査。川井理事長は「厳冬期の姿や里の風景など、多彩な種類のレベルが高い作品が目立った」と話し、グランプリ作品について「残雪期の美しさが良く出ており、オリジナリティーがある」と評価した。
作品展は日本山岳写真協会松本市支部展+選抜展と同時開催で、入場無料。会期中の11月17日に同美術館で表彰式を行う。
【写真説明】グランプリに選ばれた坂本龍志さんの「黄金色の槍ケ岳」