<前の記事 | トップ | 次の記事>

<ふれあい 販売店最前線>火災現場で救助 初期消火

 中島新聞店(長野市川中島町原)の社員湯本三夫さん(57)は8月2日午後6時半ごろ、JR川中島駅近くで集金中に、「火事だ」との声を聞きました。声のする方に行ってみると、第一発見者の男性がおり、読者であるNさん(79)=男性=宅の2階の窓から煙が出ているのを見つけました。男性が消防署へ連絡するというので、湯本さんはNさんの家の中に入りました。
 すると、Nさんは外へ出るのを嫌がっており、近所の女性が説得している最中でした。湯本さんは、一緒に何とかNさんを玄関まで誘導し、安全を確保しました。
 その後、消防隊が到着するまで、近所の人に消火器を用意してもらい初期消火にあたりました。そのため大火にならず、1階台所の壁や天井、2階の寝室の一部を焼いただけで鎮火しました。Nさんは一人暮らしで、湯本さんは家族から大変感謝されました。

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社