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2006年11月28日〔メディア局〕
茅野市の市街地の東にある小泉山(こずみやま、標高1、069メートル)を整備してきた「小泉山体験の森創造委員会」(約80人)は、これまでの活動をまとめた「わたしたちはこうして里山を再生した―小泉山から未来の子どもたちへ」を信濃毎日新聞社から発行した。住民の手で荒れた里山を整備してきた取り組みを紹介している。
同委員会は2001年、子どものころに小泉山で遊んだ経験がある住民や地元地権者らが設立。02―04年に登山道や親水ゾーン、案内看板などを整備。植樹なども行い、今では子どもの植物観察などの場として活用されている。
里山再生の取り組みを後世に伝えようと、本の作製を決定。昨年9月から委員らが中心となって編集を続けてきた。
A5判、198ページ。座談会に約70ページを割き、住民が里山再生に乗り出した理由や、小泉山への思いをまとめた。矢崎和広市長のインタビューや、子どもたちや保護者が小泉山への思いをつづった寄稿文も掲載した。写真を多用したり、活動を紹介した新聞記事なども載せている。
白鳥恵朗委員長(75)は「いつまでも小泉山が地域で愛される里山であり、活動が継承されていくようになってほしい」と期待している。
1冊1470円。県内の書店や信毎販売店、信毎の本オンラインショップで扱っている。
【写真説明】「小泉山体験の森創造委員会」の活動をまとめた「わたしたちはこうして里山を再生した」を手にする白鳥委員長