◇新着情報
- [1/ 6]15年春採用の社員を募集 4月2日締め切り
- [1/ 4]「第21回信毎賞」推薦3月末まで受け付け
- [12/27]写真コンクール入賞作品決まる
- [12/21]AC長野、優勝の軌跡 記念グラフ21日発売
- [12/19]信大で合同就職説明会 東海地区の12社参加
- [12/10]新卒者向け就職説明会 長野の会場に大学生ら200人
- [12/ 4]課題写真コンクール15日締め切り テーマは「行楽」
- [12/ 1]サンクトペテルブルグ室内合奏団 長野で18日演奏会
2006年7月 5日〔メディア局〕
善光寺はいつ、だれがつくったのか? 本尊(秘仏)は仏教伝来とともに渡ってきた日本で一番古い仏像とされる善光寺だが、建立時期などは今もはっきりしていません。この謎に仏教美術研究家で、ユニークな知見で知られる杉山二郎元仏教大教授が迫りました。
縄文時代の信濃から解き起こし、青銅器・鉄器文化、仏教文化の伝来を俯瞰(ふかん)する壮大な仮説です。
杉山さんは「信濃の国のまほろばに、飛鳥仏教文化の流入に遡ること一世紀から半世紀早く、高句麗仏教文化が日本海から信濃川を遡ってやって来て、善光寺を創建した」と、膨大な文献をひもといて提起しています。善光寺を日本文化史の一テーマとし、広くユーラシア大陸まで視野に入れた知的刺激に富む書です。四六判、282ページ、定価2100円(税込み)。