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2006年7月 5日〔印刷局〕
信濃毎日新聞社塩尻製作センターは、製版工程に新たにCTP(ComputertoPlate)システムを導入し、2日から使用を始めました。
製版は輪転機に取り付けて新聞を印刷する刷版(さっぱん)を作る工程で、製版の精度は新聞紙面の品質に大きく影響します。CTP導入で精度が高まり、2001年からCTPが稼働している長野製作センターと合わせ、信毎はすべてCTP化されました。
中南信向けに印刷している塩尻製作センターではこれまで、コンピューターで編集制作した紙面の電子データをいったんネガフィルムに焼き付け、表面に感光性の素材を塗ったアルミ板に重ね置きし、上から強い光を照射して製版を行っていました。製版枚数は1回の朝刊印刷で200枚以上にのぼります。
CTPは、電子データをアルミ板の感光層に直接レーザーで描き込みます。紙面データをより精密に再現できるうえ、フィルムが無くなったことで光の拡散による影響も解消し、製版工程が完全に自動化されて安定した品質の刷版を作ることが可能になりました。
今年はトリノ冬季五輪、サッカーW杯とスポーツのビッグイベントが続き、編集・広告ともカラー紙面の重要性が増しています。CTPを駆使して、より鮮やかなカラー紙面を読者にお届けしていきます。