信濃毎日新聞社は１０日、長野市の本社で第１９８期（２００５年１−１２月）定時株主総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、取締役に小坂壮太郎、轟勇、古川哲夫、中村重一の４氏を再選、新たに三石正俊、三沢寛の両氏を選んだ。専務松本本社代表の瀬木潔氏は退任し、監査役に就任。監査役の中沢孝人氏は退任して相談役となった。
　総会後の取締役会で、常務の猪股征一氏を専務に新任。常務に小坂氏を再任、恒川昌久氏を新任した。担務は、猪股氏に管理部門担当、小坂氏に営業部門担当、恒川氏に松本本社代表を委嘱。轟氏に経理局長、古川氏に広告局長、中村氏に編集局長を引き続き委嘱し、新たに三石氏に東京支社長、三沢氏にメディア局長兼技術局長を委嘱した。
　主な決算内容は次の通り。カッコ内は前期。
　▽当期利益　１６億２４５９万円（１５億４２９６万円）▽前期繰越利益　２億９０５万円▽当期未処分利益　１８億３３６４万円（１７億４３３０万円）▽配当　１株につき年５０円（５０円）＝２５円中間配当済み＝２０００万円▽次期繰越利益　２億２０２４万円