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<ふれあい 販売店最前線>事故のお年寄りが助かった 

 県内に164ある信濃毎日新聞の販売店は、約9000人が働く新聞配達のネットワークを生かし、一人暮らしのお年寄りや高齢世帯を対象に「信毎ふれあい一声運動」を展開しています。朝夕の配達時には、緊急を要する事例に遭遇することも少なくありません。そんな信毎販売店の最前線を紹介します。

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 9月14日午前6時ころ。飯田市上村(旧下伊那郡上村)で配達中の遠山木下新聞店(飯田市南信濃)の配達員柄沢実男さんは、道路脇の民家のコンクリート壁にぶつかっている乗用車を見つけました。大破した車内では静岡県浜松市のAさん(70)が動けなくなっており、直ちに近くの民家の人を通じ消防署と警察に連絡してAさんを介抱しました。Aさんはヘリコプターで飯田市内の病院に運ばれ、一命をとりとめました。

 Aさんは登山に向かう途中で、深夜、カーブを曲がりきれずに衝突したということでした。

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