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2013年3月 1日〔メディア局〕
樹木の特定には、葉や花、果実はもちろん個体差の少ない冬芽がとても適しています。本書は、冬芽の形状や特徴をもとに、二者択一の検索表=写真=をたどりながら、樹種を特定する樹木図鑑です。1984年の初版発行から約30年売れ続けているロングセラーです。
今回は本書の“命”ともいえる検索表を全面改訂。レイアウトを変更して一目で見られる検索の範囲を広げ、樹種を特定しやすくなるように工夫しました。
著者の馬場多久男さんは元信大農学部助教授。馬場さんの著書である「葉でわかる樹木625種の検索」「花実でわかる落葉樹951種の検索」(いずれも信濃毎日新聞社刊)と本書の3冊があれば、どの季節でも樹種が簡単に分かります。
林業関係者、園芸・造園業者から支持を得ているこの図鑑は、身近な自然の観察会や体験教室、山歩きなどにも最適です。A5判、256ページ、オールカラー、定価は2625円(税込み)。お求めは書店、信毎販売店へ。