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2011年7月 1日〔事業局〕
脚本家倉本聡さんが演出した舞台「歸國(きこく)」は10日午後5時半から、上田市民会館(上田市二の丸)で上演します。倉本さんが棟田博さんの「サイパンから来た列車」を現代版にアレンジ。6月の富良野公演を皮切りに、7月まで全国各地で上演しています。
終戦記念日の深夜。東京駅のホームにダイヤに記されていない軍用列車が到着します。そこに乗っているのは…。
公演は、倉本さんと親交の深い同市の作家小宮山量平さんとのつながりで実現。当日は倉本さんも来場する予定です。
特別出演の梨本謙次郎さんのほか、倉本さんの指導を受けた富良野グループの俳優たちが演じます。公演ごとに倉本さんが手を加える演出、すべて手作業で行う場面転換も見どころです。
前売り券は、大人6000円、高校生以下4000円。未就学児は入場できません。信毎販売店や平林堂、ながの東急百貨店などのほか、小宮山量平の編集室でも販売しています。
主催は、上田公演の実行委員会と信濃毎日新聞社。問い合わせは、平日午前10時〜午後5時に信毎事業部(電話026・236・3399)へ。