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2011年2月 7日〔編集局〕
信濃毎日新聞建設標「やまびこ」欄の投稿者らでつくる「信州ウソくらぶ」は6日、長野市内で恒例の新春総会を開いた。県内外の会員74人のうち、25人が参加。政治や社会を短文で風刺する「コント」を創作し、披露し合った=写真。
事前に与えられた宿題は「月」。この日は席題「音」が発表され、参加者らは辞書や新聞を片手に制限時間の30分ぎりぎりまで頭をひねった。全員の作品が壁に張り出されると、参加者らは笑ったり、感心してうなずいたり。八百長問題に揺れる大相撲を皮肉った作品が多く、昨年に引き続き菅政権を取り上げた作品も目立った。
参加者の投票で宿題、席題それぞれ優勝作品を選んだ。宿題で優勝し総合優勝にも選ばれた、「蛇口」こと岡谷市成田町の会社員杉山俊彦さん(64)の作品は、菅政権と八百長問題を引っ掛けた。「今後も蛇口のようにひねりの効いた作品をつくりたい」。席題で優勝した「ピレンチョ」こと長野市松代町東条の不動産業田中資啓さん(62)は「お金のかからない楽しい趣味。一生続けていきたい」と話していた。
▽宿題「月」
三月危機
一足お先に!
−春場所
菅首相どの
(岡谷市・蛇口)
◇
▽席題「音」
菅総理手詰まり
貸そうか
−千手観音
(長野市・ピレンチョ)