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2010年4月15日〔事業局〕
中村勘三郎さんら人気歌舞伎俳優が6月に東京・渋谷の「コクーン歌舞伎」、7月にまつもと市民芸術館(松本市)の「平成中村座 信州まつもと大歌舞伎」で上演する「佐倉義民伝」の制作発表記者会見が14日、東京・丸の内の東京会館で開かれた。演出の市民芸術館芸術監督串田和美さん(67)とともに出席した中村さんは、2年ぶりの松本公演について「松本での熱気あふれる夏が楽しみ」と意気込みを語った。
「佐倉義民伝」は、領主の圧政に苦しむ農民のため将軍に直訴した下総国印旛郡佐倉(現千葉県佐倉市)の名主佐倉宗吾郎(公演では木内宗吾)の活躍を描いた人情劇で、宗吾役の勘三郎さんのほか、中村橋之助さん、中村七之助さんらが出演する。
中村さんは「松本では前回、多くの方が熱烈に歓迎してくださり、とてもありがたかった。農民と領主の間で板挟みになりながら思いを貫いた宗吾を一生懸命演じるので、ぜひ見てほしい」と話した。串田さんは、東京、松本とも、どう演出するかまだ決まっていないとしながらも「松本の公演は広い劇場をうまく利用し、市民が参加できる大規模な演出をしたい」と話し、2008年の前回公演のように、出演者の一部を市民から募る考えを明かした。
信州まつもと大歌舞伎は7月2〜8日の7日間で計11公演を上演。チケットは5月5日から発売する。
【写真説明】「佐倉義民伝」の制作発表会見であいさつする主演の中村勘三郎さん(右)と演出の串田和美さん