※チーム名左の数字はナンバーカード。メンバー表は出走順で、同じ選手が２回走る場合は省略。◎が主将、Ｆはふるさと選手。氏名、所属、年齢、出場回数の順。

【１１　飯山下水内】若い力で上位めざす

　平均年齢は昨年を２歳余り下回る。「５年後に必ず入賞できるよう、若手育成に力を入れた」と今年就任した栗林監督。２０代半ばを中心に、高校生、中学生の頑張りで上位を狙う。
　距離スキーで実績のある山室、斉藤が加入。同じく距離スキー選手の服部、中学時代に駅伝で活躍した田中淳、田中耕とともにチームを引っ張る。高校生は昨年の３人から５人に。中学生の兼子、藤木らはいずれも成長株で、波に乗れば好記録が期待できそう。
　スピードのある山本、久保田で好スタートを切り、スキー勢や経験豊富な丸山藍らの馬力で流れをつかむ。上位争いに絡んだまま初日を終え、良い雰囲気を若手主体の２日目につなげたい。

【メンバー】
　▽監督
　栗林　　肇（飯山市役所）４０
　▽選手
Ｆ山本　大貴（東洋大）１９（２）
　久保田翔吾（浜松大）２０（４）
　兼子　知也（飯山三中）１５（１）
◎服部　正秋（飯山学園職）２８（５）
Ｆ丸山　　藍（名城大）２１（９）
　家塚　慎二（しなの富士通）３２（１４）
　原　　大貴（飯山北高）１６（１）
　山室　　忠（飯山市役所）２７（１）
　斉藤　　亮（ＮＰＯ法人）２８（１）
　田中　　淳（飯山市役所）２６（６）
　丸山　直人（飯山北高）１６（３）
　今村　善隆（飯山三中教）２２（１）
　藤木　勇紀（佐久長聖高）１７（３）
　鈴木　健人（飯山高）１５（１）
　島田　康陽（長野高専）１５（２）
　渡辺　夏妃（飯山三中）１５（２）
　藤木　政貴（栄中）１５（１）
　田中　耕介（江口建設）２６（２）
　清水　寛仁（アスザック）４０（７）
　▽補欠
　大口　和人（自営）２４（１）
　山本　浩二（庭舎）２６（３）
　宮本　恭志（新光電気工業）４５（８）
　吉平　淳也（飯山日赤）３６（２）
　福沢　晃泰（飯山一中）１４（１）
　村上りさ子（飯山三中）１３（１）

【１２　大町北安曇】上り区間にエース級

　例年、上りの６―９区で順位が落ち、２日目に遅れを取り戻せない展開だった。今回は「この区間にエース級をつぎ込んで、総合８位以上を目指す」と工藤監督。２００３年大会以降のデータを分析して選手それぞれの目標タイムを設定、本番に備えてきた。
　１区にスピードが武器の一本木を抜てき。６区大石、７区西沢の２人で「近年の平均タイムより５分短縮を目指す」（工藤監督）。上りを得意とする成富、斉藤にそれぞれ８区、９区を任せる。
　１５―１８区はベテランを配置し、伸び盛りの平林がアンカー。工藤監督は「２日目はいつもそうは遅れない。全員が落ち着いて実力を出し切れば、十分目標は達成できる」と期待している。

【メンバー】
　▽監督
　工藤　忠好（清内路小教）５０
　▽選手
　一本木章喜（東京電機大）２１（７）
　伊藤　秀充（大町高）１７（５）
　上田　瑠偉（仁科台中）１５（３）
Ｆ坂井　俊介（中央発条）２４（８）
　山田　瑞歩（小谷中）１４（２）
　大石　俊広（中部電力）２９（６）
　西沢　紀元（高速電機）３２（１５）
　成富　孝行（大北アグリ）４３（３）
　斉藤　真也（北安曇陸協）３６（１）
　榛葉　琢也（松川村ＡＣ）２３（９）
◎佐藤　孝行（小谷村役場）３６（１４）
Ｆ中村　恒太（東京陸協）２４（４）
　宮田　真平（ヤマウラ）２３（２）
　丸山　　充（長野地検）３９（１４）
　楜沢　俊明（松川村役場）４３（２２）
　山田　誠司（山田旅館）４２（１５）
　丸山　美雪（昭和電工）２３（１２）
　北沢宏太良（仁科台中）１５（２）
　平林　竜一（長野高専）１９（４）
　▽補欠
　平林　誠司（良い子の店）３４（１０）
　高橋　幸大（大町高）１７（１）
　宮沢　博文（信越電装）３８（２１）
　新　　遼吾（松川中）１４（１）
　中島菜都美（松商学園高）１５（１）

【１３　須坂上高井】総合力と粘りの走り

　一昨年の最下位から昨年は１２位に浮上した。深井監督が「エースはいないものの、一定の力のある選手が満遍なくそろった」と話し、１０位以内を目指す。
　１日目は、粘り強くスピード感ある走りの青木が１区。調子が上向きの大屋を３区に置き、「勝負の鍵を握る」（深井監督）４区の柳沢につなぐ。上りが続く６―９区は若手を中心に配し、リズムをつくって実績のある坪井、ベテラン佐藤の粘りに期待する。
　２日目は主力を前半に集め、好位置につけたい。長い２０区はスタミナが自慢の宮川、最終区間は主将の丸山茂。
　峰の原高原で合宿を行うなどし鍛えてきた。深井監督は「練習成果を発揮すれば結果は付いてくる」と話す。

【メンバー】
　▽監督
　深井　郁夫（長野高専職）５０
　▽選手
Ｆ青木　瑞樹（山梨大）２１（８）
　山口　総太（佐久長聖高）１６（３）
　大屋　圭市（長野日大中）１４（１）
　柳沢　瑞樹（須坂園芸高教）２９（８）
　山崎　梨奈（小布施中）１５（３）
　穂刈　　聡（長野高専）２０（６）
　小島　康成（丸子修学館高）１７（２）
　中島　将護（長野高専）１７（２）
　渡辺　靖之（須坂園芸高教）３０（１）
　坪井　健治（ニットー）３４（１９）
　佐藤　悦夫（森上小職）５８（３１）
　深井　利彦（前田鉄工所）２０（４）
　上野　哲俊（小山小教）３６（２）
　小林　貴大（長野日大高）１６（２）
　山崎　宝久（エフサス）４７（９）
　中沢　　萌（長野高）１７（１）
　島田　泰仁（小布施中）１５（１）
　宮川　鉄也（農業）３４（３）
◎丸山　茂樹（須坂市役所）３４（５）
　▽補欠
　藤沢　充宏（藤田屋酒店）３４（３）
　後藤　光男（大和製作所）５１（１４）
　丸山　　充（木島平中部小教）５０（９）
　山上　拓馬（須坂東高）１６（３）
　山岸　雄気（須坂東中）１３（１）
　寺沢　月花（須坂東中）１３（１）

【１４　中野下高井】若手中心 選手層厚み

　主将の山田、石川、黒岩の３人がチームを引っ張り、いずれも２日間とも走る。充実した練習で本番を迎えられそうだ。清水監督は「若手を中心に層が厚くなってきた。１けたが目標だが、昨年の１３位より一つでも二つでも上を目指したい」と話す。
　序盤はスピードのある石川、高木、黒岩がつなぎ、良い流れに乗りたい。７区の４４歳福島は初出場。上りが得意な８区の曽根、昨年４区を走ったふるさと選手の神田に初日のアンカーを託す。
　２日目は、持久力のある田中が１４区、力をつけている藤沢は１７区、１８区は伸び盛りの松山、２０区には何度もこの区間を走っているベテランの湯本、黒岩がアンカーを務める。

【メンバー】
　▽監督
　清水　正志（岳南消防）５９
　▽選手
　石川　雄麻（仁科工業）２２（９）
　小林　　凌（中野西高）１６（２）
　高木　　涼（中野平中）１５（１）
　黒岩　怜生（岳南消防）２６（１０）
　浅沼　彩花（中野平中）１４（２）
　高橋　輝雄（平林産業）４４（１１）
　福島　伸一（中野西高教）４４（１）
　曽根　幸太（長野高）１７（３）
◎山田　琢也（ＪＦ―Ｄ）３０（３）
　小嶋　陽一（ラウンドワン）２４（９）
　萩原　　徹（信大）１９（２）
Ｆ神田　靖彦（筑波大）２１（５）
　田中　悠介（中野立志館高）１６（１）
　武田　　康（須坂高）１５（２）
　藤沢　知之（中野西高）１７（２）
　松山なつみ（中野立志館高）１５（１）
　関谷　一輝（中野平中）１５（２）
　湯本　憲一（武田）３４（２０）
　▽補欠
　山口　雅博（鈴木）４９（１８）
　上村　忠男（久保田工務店）５４（１１）
　高野　英二（高野建具店）３４（７）
　小林　賢士（志賀ロープ）２８（２）
　吉見　悠斗（中野平中）１４（１）
　曽根　真奈（中野平中）１４（１）

【１５　上水内】悔しさばねに浮上へ

　昨年は１３年ぶりの最下位。悔しさをばねに、まず最下位脱出が今年の目標だ。「一人一人が１秒、２秒を大切にしよう」を合言葉に、一丸となってタイム短縮を図る。
　中高生以外はほとんど昨年と同じで、チームワークに問題はない。出場１０回以上のベテランも５人。「本番で若手の勢いとベテランの経験がうまくかみ合えば、いい成績が残せるはず」と矢野監督は期待する。
　初日が振るわなかった昨年の反省から、今年は１区にベテラン長谷川、２区には五千メートルを１６分台で走るまでに成長した篠根を配した。エース矢野陽には距離が長い４区と１６区を託す。矢野監督は「全体的に昨年よりタイムが伸びてきた」と手応えを感じている。

【メンバー】
　▽監督
　矢野　俊則（コシナ）６２
　▽選手
　長谷川久嗣（北部衛生組合）２８（１１）
　篠根芙弥也（更級農高）１７（３）
　宮本　辰哉（信濃中）１５（１）
　矢野　陽介（ＪＲ東日本）２８（１３）
　吉沢　芹菜（篠ノ井高）１６（４）
　越田　真二（野尻湖小教）２７（６）
　宮尾　勝雄（長野ろう校職）３５（１７）
◎小林　正季（バンテクノ）３０（１５）
　小野　和裕（長野中央病院）３０（２）
　諸岡　真悟（長野消防局）３１（１７）
　諏訪戸　涼（北部高）１６（１）
　清水　宏彦（ヤハタ）４８（９）
　小川　裕樹（信濃中教）２６（５）
　小林　健人（フレスコ）２４（２）
　荒谷　真治（三水一小教）２５（２）
　鹿野恵利子（北部高教）３５（１）
　渋沢　敦也（飯綱中）１２（１）
　土屋　隆正（上水内陸協）２３（８）
　▽補欠
　矢野　俊則（コシナ）６２（１８）
　原山　辰也（日本電通工業）５６（１）
　牧野　　正（牧野設備）６０（４）
　大草　健史（コシナ）２８（３）
　小林　周平（信濃中）１３（１）
　塩入　瑛美（信州新町中）１５（２）