塩尻市広丘高出の信濃毎日新聞塩尻製作センターは１２日、印刷工場の見学会と構内のお花見会を開く。地元の人たちと交流を深める目的で毎年開催しており、１４回目。駐車場がないため、同センターは公共交通機関の利用を呼び掛けている。
　工場見学は午後１時半開始。夕刊の印刷作業を３階見学室から見たり、新聞の用紙（１ロール約１・２トン）を運ぶ全自動台車の説明を受けたりする。今年は、４０ページオールカラー印刷に向けて輪転機を更新する工事風景も見学できる。
　お花見会は午後２時半から４時まで。焼き鳥やおでんなどの軽食と飲み物を同センターがサービスする。構内にはソメイヨシノ約４０本があり、当日には見ごろを迎えそうだ。
　同センターは国道１９号沿い。中南信に配る新聞の印刷拠点として、１９９４年に稼働した。問い合わせは同センター総務課（電話０２６３・５４・５３３０）へ。