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<信毎の本> 続 今必要な病気の知識

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 県厚生連長野松代総合病院(長野市松代町)の各科専門医が、病気や症状、治療法について、当事者の疑問に答えるQ&A集です。本紙朝刊で毎月2回掲載している「JA長野県 広報のページ」で1996年から続く好評コーナー「健康Q&A」を1冊にまとめました。前作(2002年刊)以降の計111問を収めた続編です。
 本書では、メタボリックシンドロームや動脈硬化の危険性、ノロウイルスによる食中毒、社会不安障害(SAD)や仮面うつ病、つめの水虫など、最近話題の病気や症状を解説しています。マンモグラフィーや陽電子断層撮影装置(PET)など、最新の検査・検診方法なども紹介。イラストや写真を加えて、分かりやすく、親しみやすくしたほか、巻末の「さくいん」で、医師に説明された言葉、新聞やテレビで目にした言葉を気軽に調べられるようになっています。
 最近は、治療を受ける側も受け身でなく、知識を持ち、判断する力が求められるようになってきました。よりよい医療、納得できる医療を受けるための手引書として、身近に置いてほしい1冊です。
 B6判、260ページ、グラビアカラー8ページ、定価1000円(税込み)。

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