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<信毎の本>信濃路の風林火山 山本勘助とその舞台

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 天才軍師「山本勘助」とヒロイン「諏訪の由布姫」が織り成す戦国ロマン―。来年のNHK大河ドラマ「風林火山」(井上靖原作)の主な舞台は信州です。勘助が戦死したドラマのクライマックス、武田信玄と上杉謙信の「川中島の戦い」を中心に県内ゆかりの名所・史跡を紹介するのが12月中旬発行の『信濃路の風林火山 山本勘助とその舞台』です。
 井上靖さんがつくり上げた勘助像と信玄の信濃支配の史実をもとに、諏訪、高遠、松本、佐久、上田、坂城、川中島…と舞台は巡ります。そこに登場する故地、歴史上の人物、エピソード、さらに現代の姿を写真や地図を使って分かりやすく伝えます。
 序文は作家の井出孫六さん、歴史は各地の文化財委員や学芸員が執筆。フリーライターの金子万平さんがコーディネートしました。
 信玄の隠し湯など周辺の観光情報も盛り込みました。ドラマとともに歴史散策を楽しむのにうってつけの一冊です。A5判、156ページ、オールカラー、1260円(税込み)。
 ほかに今月の新刊として『天竜川サイエンス』(天竜川サイエンス編集委員会編、A4変型判、128ページ、オールカラー、1575円)、『今晩のおかず365日』(浜このみ著、A4判、122ページ、オールカラー、1575円)を予定しています。

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