事務局日誌:祈りの夏 その2
(2007年8月 5日更新)

 今日も原爆の話を書こうと思います。みなさんは「この子たちの夏」という朗読劇をご存知でしょうか。被爆した親子の手記などを基にした劇で、「演劇制作体地人会」という団体が上演を始め、今では各地で市民の手による自主上演も行われています。私がこの劇を知ったのは10年ほど前、県内で自主上演している団体を取材したのがきっかけです。
 劇では、原爆によってすべてを奪われていった人間の悲痛な叫びが、めんめんと語られていきます。その挿話の多くは、子をなくした親の記録です。息も絶え絶えの子供に「お母ちゃんもすぐいくからね」と声をかけると、子供が「ゆっくりでいいよ」と答えてやがて逝った話など、子を持つ身になった私には涙なくして聞けぬ話ばかりです。
 県内でも毎年、どこかの地域で自主上演されているようです。みなさんのお住まいの地域で上演される機会があれば、その際はぜひ足をお運びください。あの夏の日の記憶の一端が、そこにはあると思いますから。




 

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