投票所の事務を経験してみませんか―。上田市選挙管理委員会（長谷川忠男委員長）は、４月８日に行われる県議会選挙の投票所（１２０カ所）で、投票用紙を交付する係を初めて公募している。対象は、昨年３月２日から１２月２日の間に２０歳になり、新たに選挙人名簿に登録された有権者。選挙に関心を持ってもらい、投票率向上につなげる狙い。
　投票日前日の４月７日午後の２時間と、８日午前６時半から午後８時半までが勤務時間で報酬は約１万４０００円。
　昨年８月の県知事選で、同市の投票率は５９・９３％と、県内８１市町村中で最低だった。少しでも投票率を高めようと、約１３００人に選挙事務の応募用紙に投票を呼び掛けるメッセージも添えて郵送した。