飯田青年会議所(矢沢文建理事長)は6日、飯田市りんご庁舎で記者会見し、4月8日投開票の県議選飯田市区(定数3)と下伊那郡区(定数2)で有権者に選択の材料を提供するため、立候補予定者によるマニフェスト型公開討論会を開くと発表した。
3月30日の告示前に開催する計画で、日時や会場は2月上旬までに決める。同会議所は、2004年の飯田市長選で立候補予定者による公開討論会を開いているが、県議選では初めてという。
公開討論会を数多く開いている非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」(千葉県)のマニュアルを参考に、若い有権者に関心を抱いてもらえるような討論会を目指して準備を進める。
矢沢理事長は「地方分権論議が高まる中、市民主体のまちづくりを進めていくことが求められている。討論会を、市民がまちづくりに対する意識を高めるきっかけにしたい」と話した。