信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

最多39カ国参加し開幕 日本は18番目行進
2006年3月11日掲載

 【トリノ10日共同】障害のある選手の雪と氷のスポーツの祭典、第9回冬季パラリンピック・トリノ大会は10日夜(日本時間11日未明)、トリノのコムナーレ競技場で開会式を行い、10日間の大会が幕を開けた。
 冬季史上最多の39カ国が参加し、486選手がエントリー。イタリアでのパラリンピックは1960年、ローマで開催された第1回夏季大会以来。今回は五輪と同じ組織委員会が母体となって運営する2度目の冬季大会で、より一層競技志向の高いエリート選手により国際総合大会色を強めている。
 開会式では、今大会参加国中2番目となる40選手の大選手団を派遣した日本は18番目に登場し、旗手の前回大会銅メダリストでノルディックスキー男子立位の新田佳浩(にった・よしひろ)(東京)を先頭に、笑顔で行進。イタリアのチャンピ大統領が開会を宣言した。
 競技は11日から始まり、新たに採用された車いすカーリングほか、アルペンスキー、ノルディックスキー、アイススレッジホッケーの4競技58種目が行われる。


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