信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

トリノ 熱戦再び パラリンピック開幕
2006年3月11日掲載

 【トリノ10日共同】第9回冬季パラリンピック・トリノ大会は10日午後6時(日本時間11日午前2時)、トリノのコムナーレ競技場で開会式を行い、10日間の熱戦が開幕。
 冬季史上最多の39カ国から486選手が参加の大会は、組織委員会によると開会式の入場券が完売し、関心の高さを示した。開会式は「すべての限界を破り、すべての障壁を破る」をテーマに、五輪の開会式を手掛けたグループが演出し、障害者のダンサーらが出演。イタリアのチャンピ大統領が出席し、日本選手団は前回大会の銅メダリスト、ノルディックスキー男子立位の新田佳浩(東京)を旗手に入場行進。
 今大会はスキーで障害の部位や程度による細かい区分がなくなり、4競技全体の種目数は前回の92から58に激減し、より激しいメダル争いになる。競技は五輪と同じ会場で11日から始まる。


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