信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

夢中になるもの見つけて続けて 上原選手母校で講演
2006年2月18日掲載
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 軽井沢高校(軽井沢町)は16日、トリノ冬季パラリンピックのアイススレッジホッケーに出場する上原大祐さん(24)=軽井沢町=の講演会を同校で開いた。同校OBの上原さんは卒業を控えた3年生に「夢中になれるものを一つでも見つけて、続けてほしい」と呼び掛けた。
 上原さんは、競技を通じて海外でのプレーや海外選手と交流する機会に恵まれたことを紹介。「ホッケーを始めたからこそ、普通とは違った出会いや体験ができた。自分の今後の成長にもつながっていく」と話した。
 3月に開幕するパラリンピックに向けては「日本チームはいい感じで整ってきている。必ず金メダルを取ってくる」と力強く語った。
 アイススレッジホッケー日本代表は25、26日、同町の風越公園アリーナで最終合宿を行う。27日には町中央公民館で午後6時半から、上原さんを励ます会(実行委員会主催)が予定されている。


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