安曇野市の豊科南小学校の6年生約90人が16日、3月10日に開幕するトリノ冬季パラリンピックの日本選手団に向けた応援メッセージを名刺大のカードに書き込んだ。都内のボランティア団体が呼び掛けた企画。応援旗に張られて選手団に渡されるという。
児童たちは「最後まで全力を出してください」「夢を目指して」などと1枚ずつ書き込んだ。ボランティア団体が今後、それぞれのカードに点字も付けた上で応援旗に張る。
同校6年3組の担任の高橋麻里さん(34)が、以前勤務していた飯山市の小学校で、シドニーパラリンピックの際に同様の企画に参加した縁で実現した。高橋さんは「子供たちは授業でバリアフリーなどを学んでいる。障害者との接点を増やすきっかけになればいいと思う」と話していた。
【写真説明】豊科南小の児童が書いたトリノ冬季パラリンピック日本選手団へのメッセージ