トリノ冬季パラリンピックのノルディックスキーに出場する長野市職員、伝田寛選手(31)=同市篠ノ井岡田=が7日、鷲沢正一市長から激励を受けた。
右手が不自由な伝田選手は長野、ソルトレークに続く出場。バイアスロン2種目とクロスカントリーリレーで念願のメダルを目指す。長野西高校を卒業して市職員になり、現在、監理課主事。10年前から本格的に競技に取り組んでいる。
鷲沢市長は「3回連続の出場は素晴らしい。持久力と集中力が必要な競技だが、全力でやってほしい」と励ました。伝田選手は「ソルトレークでの4位を上回り、メダルを取れるように最高の状態で臨みたい」とした。