信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

W杯障害者アルペン志賀開幕 トップ選手公式練習
2006年1月30日掲載
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 障害者アルペンスキーのワールドカップ(W杯)志賀高原大会は29日、下高井郡山ノ内町の志賀高原西館山スキー場で開幕し、公式練習と歓迎会があった。3月のトリノ冬季パラリンピックで表彰台を狙う世界のトップ選手が出場、30日から大回転2レース、回転1レースで競う。
 27日まで行われた韓国大会と合わせた初のアジアシリーズで、12カ国から87選手が出場。チームの多くは28日に韓国から志賀高原入りし、29日はコースを試走した。
 長野、米ソルトレークシティーの冬季パラリンピック2大会でメダルを獲得し、菅平高原を拠点にしている大日方邦子選手(東京)は「トリノでライバルとなる選手が出場しており、彼女たちとの戦いがトリノに向けて大切だ」と話した。
 歓迎会には、山ノ内町の中山茂樹町長やチームスタッフ、大会関係者ら約50人が出席。大会長の田村宣朝・日本障害者スキー連盟会長は「今大会を踏み切り台に、トリノで大きな成果を挙げることを期待する」とあいさつした。
【写真説明】各国のチームスタッフらが集まった歓迎会=29日、山ノ内町志賀高原のホテル


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