信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

ジャパンパラ 2年ぶりVの長野「トリノにつながる」
2005年12月11日掲載

 ○…トリノ冬季パラリンピックの代表内定15選手のうち13選手が出場した長野サンダーバーズ対東京アイスバーンズ戦は、2得点した長野・上原の決定力が光った。
 1点目は相手DFを振り切ってパスを受け、正面から落ち着いてシュート。2点目は左サイドから自ら持ち込みGKをかわして、ゴール右へ。「ここ数カ月、調子が落ちていた」というが、11月の代表合宿でメンタルトレーニングを行ってシュートイメージをつかみ直した。「トリノにつながる得点」と代表監督も務める長野の中北監督。
 前回大会で東京に敗れて6連覇を逃していただけに、中北監督は「屈辱を晴らせて泣きたいくらいうれしい」。リンクから引き上げてくる選手の輪の中へ飛び込んだ。


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