信濃毎日新聞ニュース特集

トリノ冬季パラリンピック

アルペンチームが会見 「表彰台中央に」意欲
2005年12月 1日掲載
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 来年3月10日に開幕するトリノ冬季パラリンピックのアルペンスキー日本チームが30日、都内で記者会見した。各選手が大会に向けた意欲を表明。松井貞彦・アルペンチーム監督は「メダルを取る選手たちを指揮する高揚感とプレッシャーがある。本番までにチーム全体の強化を図る」と語った。
 出場が内定している13人中8人が出席。県関係では井上真司(顕正寺・小県郡真田町)、丸山直也(キヤノン販売・北安曇郡白馬村出身)、三沢拓(マウントフットカレッジ・東筑摩郡波田町)が出席した。
 パラリンピック初出場となる18歳の三沢は「自分の力を出し切れば、表彰台の中央に絡める」と自信をのぞかせた。井上は「精いっぱいやりきる」、丸山は「持っている力を発揮したい」と力強い口調で話した。県関係では、青木辰子(長野協同データセンター・長野市)、谷口彰(相模組・北安曇郡白馬村)も内定している。
 選手たちは一部を除き、オーストリア合宿のため1日に日本を出発し、16日開幕の欧州杯に出場。来年1月、アジア初開催となる韓国、下高井郡山ノ内町志賀高原でのW杯に出場する予定だ。
【写真説明】記者会見する井上真司(後列右端)、三沢拓(同右から2人目)、丸山直也(同左から2人目)=30日、東京・渋谷の岸記念体育館


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