県職員労働組合(高橋精一委員長、組合員6800人)は7日、知事選で初当選し、9月1日に就任する村井仁氏(69)に対し、「公正で民主的、明朗な県組織や人事を確立すること」などを求める声明を発表した。
声明ではほかに、議会との対話を取り戻し、対等の政策論議が可能な議会制民主主義を確立することや、政策立案などの際、県組織内で民主的な議論や手続きを踏むこと、市町村との合意を尊重することを求めた。
村井氏は同日、長野市内で開いた記者会見で「組織がなければ仕事はできない。労働組合とは話をしていく」と述べた。