信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
村井さん、黙とう後第一声
2006年7月20日掲載
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 村井さんは午前7時半前、ノーネクタイのシャツとスラックス姿で長野市の事務所に到着。豪雨災害の被害者に支持者と黙とうをささげた後、「被災地(岡谷)に入るから」と防災服と長靴に替え、第一声場所のJR長野駅前へ向かった。
 事務所では、スタッフが午前5時ごろからパソコンや電話で豪雨災害の情報収集に追われた。当初、予定していた伊那、駒ケ根、飯田への遊説は取りやめに。担当者は「高速道などが寸断され、選挙カーの予定を立てにくい。被災者への配慮も必要だ」と話していた。
 午前7時前に事務所に来た後援会長で県経営者協会長の安川英昭さん(74)は「市町村や地域との信頼を回復する選挙。改革は信頼関係がなければ進まない」。
 松本市の選挙事務所では朝から、支援者らがポスター張りの準備や遊説の打ち合わせ。衆院議員時代から支援する市内の会社役員関嘉彦さん(59)は「現職の『改革』は古いものを壊すだけ。この6年間でいろいろな悪影響が出ている。まっとうな県政に戻すための選挙だ」と力を込めた。
【写真説明】第一声を前に、支持者と声を交わす村井仁氏=JR長野駅前


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