信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
田中陣営新たな母体 しなやか会や新党日本で
2006年7月 8日掲載

 知事選に3選を目指し立候補を表明している現職の田中康夫氏(50)と同氏後援会「しなやかな信州をはぐくむ会」(しなやか会)メンバーなどは7日夜、松本市内で会合を開き、新たに同氏の選挙母体として「しなやかな信州をはぐくむ県民の会」を立ち上げる方針を確認した。
 会合は中南信地方の支援者を中心に約40人が集まり、非公開で約2時間半行った。終了後、田中氏は取材に「みなさんと、後戻りをするような信州・長野県ではいけないという話し合いをした」と述べた。
 しなやか会の穂苅甲子男会長によると、田中氏が「県民の会」結成を提案。しなやか会、新党日本と、田中氏を支援する勝手連などで構成する。しなやか会の吉江健太朗事務長によると、「県民の会」を公職選挙法に基づく確認団体として届け出る。確認団体は選挙期間中、独自の法定ビラを配布することなどが可能だ。
 穂苅会長は「知事を支持する人・組織が平等の立場で活動する。金を使わない簡素な選挙をする」と話した。


<前の記事 2006長野県知事選 トップ 次の記事>

掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun