信濃毎日新聞ニュース特集「2006長野県知事選」
「研究会諏訪」が村井氏支援決定 若林氏が経緯説明
2006年7月 7日掲載

 8月の知事選への出馬を断念した公認会計士若林健太氏(42)の支持を決めていた諏訪地方の経営者らのグループ「次の長野県知事研究会諏訪」は6日、諏訪市内で幹事会を開き、前自民党衆院議員村井仁氏(69)を支援することを決めた。会合には両氏が出席し、若林氏は出馬断念の経緯、村井氏は県政運営に向けた基本姿勢などを説明した。
 若林氏は「私自身が考えている方向性と(村井氏の政策が)一致していることを確認した」などと断念の経過を説明。村井氏は「権力のない知事を目指す」とし、「県は基礎自治体としての市町村を全面的にサポートする」と述べた。
 幹事会後の記者会見で同研究会の宮坂孝雄代表幹事は「若林氏への思い入れが強かったメンバーもいる。(会員に)しっかり説明し、(活動を)再構築したい」と述べた。


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