２０日告示（８月６日投開票）の知事選に、３選を目指し立候補を表明している現職の田中康夫氏（５０）と、同氏後援会「しなやかな信州をはぐくむ会」（しなやか会）のメンバーらが６日夜、長野市の新党日本県第一支部事務所で会合を開き、選挙態勢などについて協議した。田中氏は終了後の取材に「なるべくお金は使わないようにする」と述べた。
　田中氏は選挙運動について、人件費に公費を充てることができる車上運動員は前回（２００２年）の選挙と同様に使わない―と説明。「ポスターぐらいは作り、個人演説会も１回ぐらいはやるでしょう」と話した。
　出席者によると、会合には「しなやか会」や勝手連のメンバーら北信地方を中心に約４０人が集まり、約２時間協議した。選挙違反に当たらないよう活動することや、ポスター張りの作業をどうするか―などについて話し合ったという。